【物流】港湾整備事業の2004年度予算概算要求に5458億円 −国土交通省−
国土交通省は10日、港湾整備事業の2004年度予算概算要求を発表。
活力、環境、安全、暮らしの4テーマに沿った重点施策に、総額5458億円を計上している。
目標と具体策については以下の通り、
▼「港湾物流の高質化」「港湾におけるロジスティクス・ハブの形成」「国際物流ネットワーク の信頼性向上」
⇒ @ 船舶大型化に対応したコンテナターミナルの整備
A 物流拠点としての臨海部整備
B 港湾24時間フルオープン化の実現
C 港湾情報プラットホームの構築
D 改正海上人命安全条約(SOLAS条約)に対応した港湾の保安対策強化
E 安全、効率的な国際幹線航路の整備
▼スーパー中枢港湾の育成について、
「港湾コストの3割削減」「リードタイムを2〜3日短縮」
⇒ ターミナルシステムの統合・大規模化、情報技術化に向け、次世代高規格コンテナ
タ ーミナルの社会実験を行う。
▼改正SOLAS条約を踏まえた港湾の保安対策強化
⇒ 重要港湾の外航船用公共港湾施設に、不正侵入防止の為の整備を’05年度までに
100%完備させる。SOLAS条約に対応した国内法を整備し、港湾施設保安評価の
実施と港湾施設保安計画を承認する。
▼IT活用によるハード・ソフト一体となった施策への対応
⇒ 港湾物流関係者と関係行政との間で港湾情報プラットホームを構築。
港湾電子データ交換システムの普及率が100%になるよう、輸出入・港湾諸手続き
のワンストップサービスへの利便性向上を図る。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:06| 行政関連