2003年12月18日
【物流】版印刷と住金物産、ICタグで国際的な物流管理システム実験
凸版印刷と住金物産は、ICタグを用いた国際的な物流管理システムの実験に着手する。
12月中旬より二週間、海外生産のアパレル製品が小売店に届くまでの流通過程における物流管理をICタグを用いて管理する実証実験を行う。
今回の実験では、商品札にICタグ(13.56メガヘルツ)を付け、上海と千葉の物流センターを経由し、東京・名古屋の小売店まで流通させる。
データーを読み取り、ネット経由で東京にあるホストコンピューターに送信し、品番等を確認後、納入先や納期などの情報と照合し物流管理を行う。
2004年春には、中国で衣類数百万枚にICタグを付け、店舗ごとの売上管理や店舗間での在庫品の融通などの実験も検討。
実験結果を基に、両社は、アパレル業界向けにICタグを用いた国際的な物流管理システムを構築し市場を拡大する。
なお、国境を越えたICタグの実験は今回が初めてとなる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:33| IT関連