2008年11月14日
【知識】川崎汽船、韓国西部発電と電力炭・連続航海傭船契約を締結
川崎汽船は、韓国西部発電(Korea Western Power Co. Ltd、略称KOWEPO)との間で、ケープサイズ型撒積船による10年間の連続航海傭船契約を締結した。
2009年1−3月開始10年間の連続航海傭船契約(Consecutive Voyage Charter、略してCVC)にて、ケープサイズ型撒積船による豪州もしくは南ア、インドネシア、カナダ、中国積み、韓国揚げの電力炭輸送を行う。
KOWEPOは韓国電力公社(Korean Electric Power Corporation、略称KEPCO)の持つ6つの発電子会社の一つで、石炭火力の発電規模は現状約400万KW(この他にも石油火力、LNG、水力発電あり)、これによって年間約1,200万トンの電力炭を輸入している。
2007年5月に同社との間でパナマックス型撒積船による同年スタートの10年間のCVCを、更に2008年1月には2011年後半スタートのケープサイズ型撒積船による10年間のCVCを締結しているが、今回はそれに加えて3つ目の成約となる。
これにより2011年開始の契約が始まる時点には、3隻合わせて年間約400万トンの電力炭をKOWEPOの発電需要を支えるために輸送することとなる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:11| 知識