【流通】ウォルマート 物流出身のCEO
世界最大の小売業、米ウォルマート・ストアーズの社長兼最高経営責任者(CEO)に、物流畑出身のリー・スコット氏が昇格した。Internet時代に対応した世界的な商品流通網を構築する方針。
や: 来た来た!
ついにわき役がメインに!
あ: わき役がメインですか?
や: すばらしいわき役をたくさん集めたドラマでは
主演は誰がやってもいい演技ができるんだ!
あ: わき役って物流のことですか?
や: そう!
だとしたらウォルマートでいう主役って
一体何なんだろう?
あ: んー
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
あっ、そっか!
消費者ですね!
や: オッー!よくわかったね!
つまり物流システムが中心となった流通構造に
変化していくって事
そのメリットを一番享受できるのが
主役である消費者なんだよ
わかる?
あ: ハイ、
物流システム中心というのは
物流の手段、保管方法、輸送方法等に合わせるって事ですよね
や: 今まではBP(ビジネスプロセス)にあった
物流システムをつくっているよね
つまり主役がいい演技ができるように
スタッフ他、他の演技者も頑張っていたって事
あ: それが、反対になってくるって事ですか?
や: そうそう
物流システムが最優先の流通
つまり商品の企画、営業・販売、価値提供などを
物流システムに合わせていくんだよ
あ: 商品企画から配送、梱包方法など
物流のシステムにあわしていくんですよね
や: こうなってくると
今後は物流の標準化が必要かもね
あ: 標準化といいますと
例えば今で言う「パレットサイズ」とかですか?
や: ただそれだけじゃなく
トラックその他の物流アセットの標準化!
あ: トラックの標準化とは大胆ですね
や: 今までは商品の特性に合わせたトラックを
用意或いは探してたんだけど
その業態・業種にあった物流アセットの標準化が
今後進んでいけばいいんじゃないかなぁ
あ: でも、もしそうなりますと
今までのように商品に合わせた物流を
行なってきた企業はどう対応すればいいんでしょう?
や: 既に流通構造を担っているセグメントっていうのは
ちょっとに厳しいかもね
今から標準化された物流システムに合った商品企画、
梱包、拠点配置が比較的できやすい
例えばこれから伸びるであろうEC企業は有利だよ!
あ: 特に既存の大手メーカーなんかですと
工場内のシステムや輸送方法なんかの改革は
厳しいかもしれませんね
や: あと、コストの配分なんかも変わっていくよ
あ: 配分といいますと?
や: 例えば梱包費としてはUPしてしまう
しかし輸送費は効率化によってDOWN
トータルでコスト削減効果を期待って事!
あ: つまり、物流部門の人間が
本当の意味で製造・販売までに
影響力を持つって事ですね
や: 影響力を持つんじゃなくて中心になる!
業態・業種別での物流標準化の実現によって
物流企業も得意分野へ分かれていく…
そしてEC企業との融合
すごい事が起こりますよ!
★次回NEWS52は 『コープこうべ集配所活用』
コープこうべが、新しい形態の個別配送を導入!消費者にとってプラットフォームとして便利な拠点って一体何がありましたっけ?
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:48| 流通