【流通】楽天市場 配送業者集約
仮想商店街「楽天市場」は、商品配送業者を日本通運と佐川急便の2社に原則集約する。物量をまとめる事で配送料を平均で3割引き下げる
≪3つの要点≫
1 配送料の引き下げにより集客力・出店者増に期待
2 セブンイレブン・ジャパンなどの既存企業が対抗に
3 internet上の商店での本格競争の兆候
あ: 楽天市場って
既にinternet関連企業の
メジャーって感じですね
や: 出店数の増加もすごいらしいよ
その楽天市場が
配送に関わる改革に出たのは
意義ある事だよ
あ: 確かに個人商店でのECは
商品の配送に関わるノウハウが課題だと思います
や: 例えば価格面でもそうじゃん
ここでは個人で引き出せない
扱い量の優位性によって
料金も抑えられるし
あ: その抑えられた料金は
どう反映するんでしょう?
や: 配送料金を別途提示する場合が多いから
消費者もわかるんじゃない?
あ: でも、配送料金を含んだ商品価格の場合は
当然、配送地域によって料金が違いますから
難しいんじゃないですか?
や: そういう事じゃないんだよ!
だいたい物流やってる人の意見じゃないよ!それ
あ: え?どういう意味でしょう?
や: だってリアルな場面を想像してみて!
例えばガムなんか
駅前・山上の売店・離島
どこでも同じ値段で買えるじゃんか!
あ: ・ ・ ・ ・ ・ ・
そうです そうです!
物流の視点で考えるとおかしな話ですよね
や: 何でも当たり前の事を
当たり前で捉えすぎなんだよ!
ちょっと話がそれちゃったけど
要は楽天市場の役割って何なのか
これが重要なんだよ!
あ: 役割ですか?
internetで商売したい人と
買いたい人を上手く出会う場をつくるこですよね
や: そして、今回の配送業者の集約により
配送料が安価で利用できるようになる
消費者は今までより安価な配送料で済むし
ECをする出店者は、消費者心理によって
もっと売上げを拡大できるチャンスが生まれる
あ: 特に単価が低い商品については
メリット大ですよね
1,000円の買い物で800円の配達料じゃ
ちょっとねぇ ・ ・ ・
や: 楽天市場のこうした取り組みが
他の仮想商店街、宅配会社の
今後の取り組みに影響がでると思うよ
あ: そうですね
出店者・来店者(ヒット数)・成約率
これがその仮想商店街の魅力になりますから
や: ECを行なう上で
いろんな登場人物がいるけど
その人達をサポートできるサービス
これが求められるようになってきたって事!
あ: そのうちの一つに物流が挙げられるんですね
や: 物流だけでなく
モノを売りたい人が
商品開発・製造に専念でき、
マーケティングなどを含めた流通全体を
サポートできるサービスが重要になってくるよ!
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:42| 流通