2000年03月08日
【流通】サントリー ビール生産毎日調整
サントリーは、ビール事業部門の需給調整を、これまでの3日おきから毎日見直す方式に改め、直近の実需を反映した需給調整にする。
≪3つの要点≫
1 原材料メーカーに対してもWebで情報を共有
2 営業担当者に「リッチネス」の高い情報収集・発信
3 小売店のPOSデータを購入
や: これ、本気ですよ
あ: えっ?
どうしたんですか、自身たっぷり
や: こういうメディアなので詳しい事は言えませんが
詳細についてはメールでお答えします
あ: 何かわかりませんけど ・ ・ ・
でも、毎日需給調整をするには
正確な需要予測、それに対する
フレキシブルな生産体制が必要です
や: そうしたインフラ的な部分は
ほとんどできてるんだろうね
あ: 情報端末を利用した営業担当者による
情報の受発信を導入したり
そうした事からのデータをいろんな
切り口で見れるようにしたり
や: まず、目的が何なのか?
その為にどんな情報をどんなカタチで収集して
必要なITは何なのか?
ハッキリしてるみたいだね
あ: 社内、社外への情報発信も
internetを活用して情報の鮮度もよくなります
や: 例えば会社に出社すると
自分の必要な情報そして顧客が何を求めているのか
瞬時にそうした情報が引き出せるようになってるのが理想的
あ: そうですね
そうしたシステムによって、無駄の少ない体制ができるんでしょうね
や: 無駄がないと言えば、究極のSCM
閉店時間には売り場の商品がすべて完売
そして売り切れによって残念がる消費者もいない
こうした究極のSCMに近づける活動なんだと思うよ
あ: この取り組みは非常に強いですね
ただ、究極とまでは ・ ・ ・
や: 勿論、理想は100%なんだけど
ガソリンがすべて動力にならないのと同じで
いかに無駄な部分をなくすかって事
あ: 需要予測が100%というのも
考えにくいです
や: あと、営業マンに必要な情報を瞬時に提供できれば
セールスタイミングの上で有利になるよ
あ: 工場部門でも、調達〜配送まで
Webを利用した取引きが増えてます
や: こうなってくると、
取引きっていうのが「対等」な関係になっていくと思う
あ: 確かに売り手とお客さんというより
パートナーとしての関係が理想です
や: こういう取り組みが進めば
必然的に浸透していくとは思うけどね
あ: そもそも商売って対等なんですからね
や: 売り手・買手の価値を交換・変換するわけだから
株の取引のようにね!
あと、大手メーカーは同じ方向で
動いてるってことも忘れずにね
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投稿者:gotsuat 14:55| 流通