【流通】internetとリアルをパッケージとして・・・
あ: 今回は『メディアパッケージ』と題して
お送りしてきましたけど
残るは... 「本」ですね
メディアの主役ともいうべき「本」
これがinternetの普及によって
「電子書籍」として注目されていますが。。。
果たしてどうなんでしょうね
個人的には ちょっと...って感じなんですが
や: そうかなぁ
僕はそう思わないよ
あ: えっ? どうしてです?
是非、「や:」さんのご意見を伺いたいですね
や: 一番普及しているモノだからこそ難しい
仕組みが簡単なものほど難しい
あ: ?????
や: 電子書籍って言うけど
internet自体が電子書籍化してるって言えるでしょ
あ: 確かにそうした機能も果たしてくれています
や: 電子書籍をメディアとして考えてみると
既存の「本」というのはinternetが使えない場所で
優位性が生じる訳でしょ
それと既存の流通構造や著者の権利を考えないとね
あ: 独特の商慣習や著作権の問題ですね
や: 既存の「本」だとコストはかかるけど
コピーは可能だよね
でも電子書籍の場合もっと簡単に
コピーができちゃうでしょ
簡単なものほど難しいって言うのは
例えばつくった人の権利が守りにくいとなると
良いモノが生まれなくなったり...
あ: それはヤバイですよ
電子書籍に対する信用というか
普及に障害が・ ・ ・
や: 電子書籍が流行らないって言ってるんじゃないよ
「マス化」するにはいい媒体なんだよ
例えば小説なんかだと
「さわり」だけ電子書籍として無料配布して
「面白そうだな」って思った人だけ
全編購入するってパターンも考えられるでしょ
あ: 音楽配信の時に話した時と似ていますね
「コンテンツの流通」として考えた場合
同じ展開が考えられるんですね
や: 電子書籍が既存の「本」の流通に
本格的な影響を与え始めると
立ち読み機能が電子書籍によって変わったり
物流的に見れば
紙とコンテンツが融合している「本」なんだけど
電子書籍で「さわり」を見て
欲しい本を店舗で発注して
その場で製本できたら・ ・ ・
あ: あ―――っ!
それは良いですよ!
「本」の流通が変わるのが分ってきましたよ!
や: 問題は在庫なんだろうね
今日はテーマが違うから話は置いといて。 。 。
メディアパッケージをどう考えていくのか?
印刷工場、本屋さん、どちらでやるのもよし!
そのままデータ化されたコンテンツを楽しむのもよし!
大事な部分に線を引いたりする事ができないけど
電子書籍だけで完結するコンテンツを考えたり
いろんな方法が出てくるんじゃないかな
あ: どっちかだけがいいって訳じゃなくって
両方の良い部分を補ったりできるんですね
や: 今まではinternetとリアルを分けて考えていた事も
これからは両方を一つのパッケージとして
可能にできた業界、企業が
21世紀大きく飛躍する条件じゃないかな!
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投稿者:gotsuat 11:55| 流通