2008年09月29日
【知識】オムロンソフトウェアとデジオン、業務提携を開始
オムロンソフトウェアと、デジオンは、両社が持つ技術の強みを活かした「ホームネットワーク内のコンテンツ検索技術」を両社協業で検討・開発することに合意した。
第一段階として、組込み機器を用いたホームネットワーク環境をより一層浸透させる目的で、オムロンソフトウェアが、デジオンのマルチメディア・ホームネットワーク向けプラットフォームソフトの販売を行う。
両社が目指す新しいソフトウェアとは、「ユーザーが楽しく簡単に操作でき、情報家電、ホームネットワーク、インターネット上に存在するコンテンツを効率よく検索・情報収集・提供できる仕組み」作り。
デジオンでは既に、ユーザーが任意に登録したアーティスト名などを参照し、アクセス可能なコンテンツをホームネットワークやインターネットから探し出し提供するシステムを開発している。またオムロンソフトウェアも、組込みデータベース内やインターネットに存在する単語を、情報家電での言語入力の予測候補に反映させる技術を保有している。
両社の強みであるこれら2つの技術を融合させることにより、入力履歴や再生履歴、ブックマークなどの情報と連携して予測入力キーワード(サジェスチョン)を作成し、ユーザーの入力負荷を削減するだけでなく、当該ユーザー以外の家族が過去に入力した言葉(ファイルタイトルなど)からの予測入力・検索など、家庭内の情報家電でそのデータを共有し、楽しむことが一層簡単にできるようになる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:36| 知識