2008年09月10日
【流通】三菱重工など、燃料電池式フォークリフトを開発
——環境省 地球温暖化対策事業の助成を受け3社共同で——
三菱重工業は、日本輸送機、JFEコンテイナーと共同で、汎用タイプの燃料電池式フォークリフトを開発、2010年代初頭の市場投入を目指して詰めの実証試験を開始する。
燃料電池への水素供給 に、JFEコンテイナーが世界で初めて開発した、持ち運び可能なカセット式供給ユニットを採用し、水素ステーション(充填施設)などの大規模なインフラ整備が不要で、小規模ユーザーが導入する際にも障害がないのが特長。9日から12日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「国際物流総 合展2008」へ実機を出品・展示する。
同フォークリフトの導入は、CO2排出削減で大きな効果を持つ。1台当たりの年間削減量は、ガソリンエンジン式フォークリフトとの比較で約22.4トン、バッテリー式フォークリフトとの比較で約6.6トンの削減が期待される。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:12| 流通