【流通】リッチネスな商品に対応した流通構造
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ま: 痛い!! イテテテ。。。
あ: どうしたの!?
ま: あ、足の小指を。。。。
段差でぶつけちゃって。。。
あ: うわぁ、、、 痛いんだよねぇ これ!
誰でも経験あると思うけど。。。
ま: しゃべりかけないで。。。
あ: そもそも この段差がいけないんだよなぁ。。。
最近の住宅だと バリアフリーで
段差が減ってきてるのに。。。
ま: すいませんねぇ。。。 古い家で!!!
あ: 家だけじゃないよ
これからはユニバーサルデザインの商品が
日常でもっと見かけるようになってきそう
『ユニバーサルデザインで異業種企業が連携』
高齢者や障害者も使いやすいよう工夫をしたユニバーサルデザインの製品開発と販売で異業種企業が連携、統一ブランドとして売り込んでいくことになった。約10社が自動車、住宅、家具、日用品など幅広い商品を予定、さまざまな販売チャネルを活用する。とりまとめ役はUD製品を企画するトライポッド・デザイン。来春から「アダプティック」のブランドで販売する。 |
ま: ユニバーサルデザインですか
最近 僕も文房具などで見る機会が増えてきました
異業種の統一ブランドといえば
WILLなんかが思い浮かびますが
あ: でも今回紹介した事例とは
少しパターンが異なるんじゃないかな?
何か流通構造の新しいかたちが見えてくるような
ま: と、言いますと???
あ: ユニバーサルデザインというコンセプトを持った
商品の企画・販売機能、そして製造機能
それぞれが必要な機能を求め合った
コラボレーションが行われている!
しかも大手製造会社が委託先として機能している
ま: つまり。。。 デザイン部門と製造部門が
異なる企業で連携し合ってるって事ですね
ブランドを統一してメーカーやサービス業各々が
独自に展開する集合体というよりも
デザイン部門と製造部門がある種独立したカタチですね
でも。。。デザインって言っても
ファッション感覚あふれるモノって訳ではないんですね。。。
あ: ユニバーサルデザインと言われるモノも その一つ!
取り外しが簡単な「がびょう」なんて、、、
使いやすいし 親切!!
ユニバーサルデザインなど
1つのキーワード、コンセプトによって
企画、製造の機能特化と新たなコラボレーションが
生まれてくるんじゃないかな?
ま: それは。。。
単にOEM化が進むって事じゃないんですか???
あ: 個人や小さな団体が製造大企業に対して発注行為を行ったり
それが実現できる流通が必要になってくる
ま: 製造会社によっては
発注単位(ロット単位)にもよるでしょうけど
あ: 製造機能にとってはその対応が必要になってくる
超他品種ー極少生産!そして高付加価値商品!でね
ま: えっ! 今よりももっと他品種で 少量になるんですか?
って事は、、、 商品サイクルが更に早くなると・・・
あ: いやいや そう言う訳じゃなくて。。。
大規模な工場じゃなくても。。。。
小さな企業が集団となって
一つの組織を形成するかのように。。。
世界の工場として生産コスト面において
競争力のあるアジア各国に対して
日本は「付加価値の高い」商品の生産が
重要って言われているけど
それは高い技術を必要とする、高級品っていうだけじゃなくて
リッチネス度の高い商品を供給できる流通っていうのも
これから必要なんじゃないかな?
商品の企画・アイデアが小集団化
そして需要者が少数化しても
リッチネス度の高い つまり、付加価値の高い商品を提供できる事!
今回の事例ではユニバーサルデザインというコンセプトだけど
もっともっと少数派のリッチネス度の高い集団に対する
付加価値の高い商品流通が確立されるべきなんだよ
ま: そのためにも
もっと他品種で少量になる可能性があるって事なんですね
あ: 需要予測に基づいた流通が必要な商品とは別に
リッチネス度の高い商品に対応した
流通構造が必要なんじゃないかな
ま: そういう意味においても
今回紹介した事例のような取り組みが
もっともっと見られるようになるかもしれませんね!
イタリアの中小企業のつながりってそんな感じ。。。
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投稿者:gotsuat 14:12| 流通