【流通】人の気持ちを演出する流通
――日本トイザらス、出産祝いの重複を避ける新システム―― |
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ま: 「あ:」さん! 「あ:」さん!
今 一番欲しいモノって何ですか?
あ: えっ? 欲しいモノ・・・
そうだなぁ。。。 デジカメかな?
この前買ったのは銀塩だったし・・・
ま: ありがとうございました
あ: えっ?なになに? もう終わり?
ま: いえいえ 「あ:」さんに聞いたのが間違いでした・・・
あ: なんなんだよ! いきなり! 失礼だぞ!
ま: 実は 友人にプレゼントを買うんですけど
何を買ってあげればいいのやら・・・
悩みまくってるんですよ
そこで「あ:」さんだったら何が欲しいか?って・・・
あ: 素直に本人に欲しいモノを聞き出すのもいいんじゃない?
ま: そういうわけにもいかないんですよねぇ
あ: ま、そりゃぁ そうだな
ま: 贈る相手の欲しいモノがわかれば
こんなに悩むこともないのに・・・
あ: まぁ 贈る側がこうして悩む事も大切なんだろうけど・・・
実は相手の欲しいモノがわかるサービスが始まってるようだよ
『日本トイザらス、出産祝いの重複を避ける新システム』
日本トイザらスは、ベビー用品を専門に扱う「ベビーザらス」の1号店を、千葉県浦安市に12月3日にオープンすると発表した。3歳以下の乳幼児を対象にした衣料品や知育玩具など約1万2000種類の商品を販売する。出産祝いの贈り物が重複するのを避ける登録システム「ベビーレジストリー」を展開するなど、出産直後の女性に加え、その知人や友人にも役立つサービスを充実させた。 同店舗が展開するサービス「ベビーレジストリー」は、出産を控えた女性が欲しいベビー用品を店頭であらかじめ登録しておき、同社がその女性の知人らに知らせるというもの。これにより出産祝いの贈り物の重複を避けることができる。 |
ま: いやぁ。。。 これは助かりますよ
何を贈っていいのか???
商品を選ぶのにずいぶん頭を悩ませますからね・・・
あ: そうそう!その結果・・・
どうしてもありきたりなモノになっちゃうんだよねぇ
つぶしがきくヤツっていうか・・・
ま: 頂く側にとっても商品を選択できるって
ホント 助かりそう!!
お祝い事で頂くモノって
意外とタンスの中で眠ってたりするんですよねぇ
使わないまま・・・
あ: 僕もそうだよ
押入の中に まだ使ったことのないお皿が何枚あるか・・・
ま: 出産というお祝いだけじゃなくて
毎年やってくる中元・歳暮でも
同じようなサービスが定着するかもしれませんね・・・
他にも誕生日とか・・・
そう! クリスマスも!!
あ: でもねぇ。。。
本来ならば 直接聞いたりする方がいいんだろうけどね。。。
一度に多数からのお祝いを頂く時って
なかなかそういう訳にはいかないからね。。。
ま: 1件1件、頂けそうな人に
「これを買ってください」なんて。。。 とても言えません。。。
あ: それと 贈り物ってさぁ
欲しいモノを買ってあげるという単純な行為じゃないところが
難しいんだよなぁ
ま: そうなんですよねぇ
誕生日なんかのプレゼントって
欲しいモノを毎回聞くだけだったら
「たまには自分で考えて!」ってなるんですよねぇ。。。
あ: そういう経験してるんだ。。。「ま:」さんは。。。
ま: いえいえ!!
友人の話ですよ 友人の!!!
あ: そうした「気持ち」の部分の演出も大切なんだろうね。。。
贈り物市場においては
頂く側の期待する商品と贈る側の選んだ商品が
ミスマッチを起こしている事はあると思うけど
そのミスマッチ = 駄目って事には
必ずしもつながらないって事!?
逆にミスマッチが起こりえるからこそ
マッチしたときの感動も高いんじゃないのかな?
ま: 「これ欲しかったんだ!」とか
使ってみて「今まで知らなかったけどこれは便利!」とか
新たな感動も起こす事ができれば言うことなしですね
逆に内祝いなどのお返しでも
同じような仕組みがあってもおもしろいかも!?
あ: ん、、、、、 どうだろうね。。。
人の気持ちを仕組みに載せるのって
ホント・・・ 難しいって事なんだよ
でも。。。 ベビー用品って
今金銭的に余裕のあるおじいちゃん、おばあちゃん層も
主要なターゲットにもなっているし・・・
ま: 「孫の日」なんてのも つくられたようです
あ: 良い商品が多いんだよ
ベビー商品って。。。
下手したら 僕らよりも高級な服を
着させてもらっているからね!
最近の赤ちゃんって・・・
ま: それだけ大きな市場って事なんでしょうね
あ: メーカーをはじめとした商品供給者側にとっても
こうした贈答市場のマッチングって重要だと思う
2次流通でのディスカウントによる
ブランド力低下を防ぐ意味でもね。。。
ま: そっか、、、
フリーマーケットなどで
「頂きモノ」を激安で売ってるのを見たことがあります!
ただし、、、贈ってくれた人には絶対見つからないようにしないとね!
あ: 贈る側にしてみれば
価値交換によって得た商品を贈るわけであり
その贈る商品が贈られる側にとって
価値があるのか?っていうと。。。
これは 今はわかりにくい
それを事前に知ることが出来るというのは
非常に無駄がなく現代的!
そこに人の気持ちであるとか surprise も必要なわけで・・・
このあたりをどう演出するか? なんだろうね
逆に贈られる側の要望をかなえるというアプローチの他にも
贈る側の気持ちをより効果的に演出する
サービスがあってもいいんじゃないかな?
ま: 贈る側の気持ちを演出!?
あ: そう!
「ま:」さんだってプレゼント。。。
「自分で考えて!」って言われたんでしょ
ま: そうなんです。。。
あれこれ悩んでいるんですけどねぇ
何をプレゼントすれば喜んでくれるのか?ってね!
あ: そういう「ま:」さんの思い・・・
伝わればいいのにね!
ま: 買い物をしている姿を
ビデオにでも撮って見せてあげたいぐらいですよ!
どれだけ真剣に悩んだか!?ってね!
あ: それはちょっと恩着せがましいけど・・・
まぁ そういう贈る側の気持ちとかが
より伝わるようなサポートサービスもあればいいかな?
ま: 是非! お願いします
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投稿者:gotsuat 13:33| 流通