【流通】多彩な流通をICチップで管理する!?
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ま: あぁ 最近なんだか憂鬱だなぁ
あ: 憂鬱? どうしたの
なんか悩んでるみたいだけど?
ま: はい・・・ ちょっと・・・先のことを考えると・・・
あ: 先?
ま: 僕・・・ このままでいいのかな?って
人生これから先 どうやって生きていこうかなぁって
真剣に考えるようになっちゃったんです
あ: あるある そういう時期!
「ま:」さんも大きく成長する時なんだよ!
そういう時に! 是非お勧めしたい本があるんだよなぁ
ま: お勧めの本!?
あ: あれ? なんだっけなぁ タイトルは・・・
ま: それじゃぁ 勧めることなんてできないじゃありませんか?
人に勧めるぐらいの本だったら
ちゃんとタイトルぐらい覚えておいて下さいよ
あ: タイトルは覚えてないけど
ISBNは控えてあるから教えるよ!
後は自分で探してね!
ま: なんだ! その本くれないんだ・・・
さぁ どこで売ってるかな? その本は・・・
あ: これから本にもICチップが導入されるようだね
管理がより効率的になりそう・・・・
『本にICチップ導入へ』
出版業界団体の日本出版データセンターは、書籍にICチップをタグとして取り付けると発表。出版業界における流通の効率化、又万引き防止へ役立てる。 |
ま: 本にICチップの導入ですか・・・
これは本の流通各段階で必要な
作業が軽減されそうですね
あ: 出荷・検品や在庫確認 棚卸しなどで
効率化が図れそうだね
ま: それに どうやら店頭での万引き防止にも
力を発揮するんですって!
あ: セキュリティ面でも
効果が期待されてるんだね
本の流通においては
ある種独特な慣習もあったりして・・・
ま: ただ業界としての取り組みという意味では
他業界と比べてもかなり先進的だよね
ISBNやバーコード化など・・・
それが今度はICチップの導入でしょ!
流通のIT化に大きく貢献している業界だと思います
あ: こういう取り組みが
我々消費する側にとって
どういう効果がもたらされるんだろうか?
ま: 効率化って事は・・・
消費者も効率よく買えるようになるんじゃないですか?
つまり・・・もっと買い求めやすい価格になるのでは?
あ: 売れ残り、そして販売機会損失
それぞれを無くしていく取り組みが必要なんだけど
ICチップの導入によって
これらの課題がどのように改善されるのか?
って考えた場合・・・どうだろうか?
ま: それは・・・・
あ: 流通段階における作業の効率化と共に
必要な情報、興味ある情報の創造
そして供給方法の創造が必要なんじゃないかな?
ま: ????????
どういう意味ですか?
あ: 「本」っていう一つの情報パッケージにおける
流通だけでなくてHPやメールマガジンなど
情報を受ける側も作る側も容易に欲しい情報が
手に入りやすくなっている
ま: しかも無料の場合が多いです
でも本と言える程のコンテンツって
まだまだ少ない気もしますが・・・
それに本にとって代わるモノって
まだまだ難しいと思います
電車の中を見てもPDAやPCより
やはり「本」でしょ
あ: 何も本がなくなるって言ってるんじゃなくて・・・
現在の流通構造を基本とした
効率追求を行うこと
そして 欲しい情報を欲しいカタチで供給する仕組みを
創造する事が重要になってきそう・・・
自費出版。。。ダイレクト出版もにわかに動き出しているし・・・
コンテンツを制作する側が
自らのコンテンツを消費してもらいたい人へ
ダイレクトに発信できる環境がある事によって
本における流通構造って
存在価値が変わってくるかもしれない
ニッチなコンテンツはダイレクトな流通で・・・
より「マス」的なコンテンツが既存の流通構造へ集中したり・・・
そして自費出版や消費者へダイレクトに届ける流通ルートなど
いろんなパターンが存在するからこそ
消費者にとっても ICチップによる単品情報管理って
必要になってくるんじゃないかな!
ま: なるほどねぇ
多様な流通ルートがあるからこそ
このICチップによる管理が効率化を生むんですね!
あ: ICチップも量産効果で
更に他分野でも採用が普及するかもしれないね
特に様々な業種の物流現場でね
モノには意志がないから
人によって 意志の代わりに
情報を付加させていかなきゃいけない!
例えば商品名、生産者、出荷先、、、
ま: まるで人間の名前や住所 氏名 年齢のようですね
あ: 今までは別紙に付帯したり
バーコードによる管理が主体でしょ
それが 商品そのものに付加されたり
或いは情報を書き換えたり・・・
いろんな利用の仕方が考えられる
ま: 万引き防止もその一つです!
あ: 人間もそうなるのかな?
ICチップが埋め込まれて・・・
どこで 何をしてるのか?
GISとリンケージして・・・
ま: 困る人も多いんじゃないですか?
特に「あ:」さんなんて・・・
あ: そうだね
これはヤメにしよう・・・
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投稿者:gotsuat 11:43| 流通