【流通】コンテンツはハードとソフトがバラバラに!
――富士山マガジン、定期購読雑誌サイトをオープン―― |
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ま: しまったぁ〜
買うの忘れてたぁ〜 今週号
あ: 今週号? って何の話?
ま: 雑誌ですよ 雑誌!
毎週さっきの駅の売店で買ってたのに・・・
「あ:」さんが電車に乗るの急がせるから
忘れてしまったじゃないですかぁ〜
あ: いいじゃないの
降りる駅で買えば!
ま: イヤなんですよ!
毎週電車の中で読むのを楽しみにしてるのに〜
それに経験上、降りる駅の売店で売り切れって事もあるんですから!
そうなると明日 書店を探し回らないといけないし・・・
あ: それはやっかいだなぁ
ま: 人ごと だと思って!!
あ: そんなに大事な雑誌なら
定期購読にすればいいじゃないの?
『富士山マガジン、定期購読雑誌サイトをオープン』
富士山マガジンサービスは、雑誌の定期購読を中心としたマーケティング、販売、配送・梱包などを総合的に出版社に提供するサービスを12月18日から開始した。又、同時に定期購読雑誌に特化してPR・販売する日本初の専門ECサイト「Fujisan.co.jp」(β版)をオープンした。富士山マガジンは、今後需要拡大が見込まれる雑誌の定期購読市場をターゲットとし、インキュベーション会社のネットエイジおよび米国Fujisan.com社が中心となり、2002年7月に設立したベンチャー企業。 |
ま: へぇ〜
雑誌の定期購読が気軽に頼めるんですね
中には特典までついてる雑誌もあるとか・・・
企業内で定期的に購読しているビジネス関連の雑誌で
よく利用されていますけど・・・
でも、やはり書店や駅の売店、コンビニなど
手にとってすぐに読める環境での購買が
まだまだ主流かもしれませんね
あ: 既存の書店、売店での流通ルートと
定期購読による直送スタイル
既存の流通構造の新たな展開として注目だと思うよ!
ま: 出版業界も
10年前の水準にまで落ち込んでいたり・・・
やはりデフレの影響なんでしょうかねぇ
あ: 一つは情報の収集形態も様々な場面、手段となってきた
例えばホームページであったり・・・・
でもこれだけじゃないと思うよ
その一つが携帯電話であったりね・・・
ま: 携帯電話?
あ: そう!
人とのコミュニケーションに
時間を費やす事が増えた事によって
本という媒体から情報を得ようとする機会が
減っているのかもしれない・・・
ま: それに料金もね!
携帯電話利用に必要な費用!
雑誌の購買を知らず知らずのうちに抑えられているのかも・・・?
あ: 企業だけでなく
個人としても こうした定期購読のサービスを
利用するケースがこれから増えてくるかもしれないね
ま: 個人宅にですか?
って事は・・・家で読む!?
あ: まぁ 読むシチュエーションはいろいろあっていいと思うけど・・・
それと、自分で出版したいと思っている人にとって
こうした窓口的な機能は
非常に魅力的に映るんじゃないかな?
既存の書店に並ぶまでのプロセスを考えると・・・
結構タイヘン!?
ま: って事は・・・
自費出版など
いろんな雑誌や書籍が登場し易い環境に・・・?
HPは無料でも書籍にして売上げを確保する!
個人のHPと同様に個人の本が登場する時代なのかもしれませんね・・・
あ: 勿論、印刷や製本といった一連の流れをふまないといけないけど・・・
ま: 毎週 定期的に買っている雑誌
或いはニッチな分野に限った個人が出版する書籍・・・
こういうのが 全て家に届くんですよね!
便利じゃないですか!
こうなったら全部!? 直販にしちゃえば?
あ: 出される特集だとか・・・
興味を持ってもらうための広告など様々でしょ
今回の特集だけ読みたい!って事も・・・
書店や広告から新しい情報が入ってくるからね
ま: でも自宅へ届けてくれる訳ですから
送料もかかっちゃいますよ!
中には送料無料の雑誌もあるようですが・・・
いっそのことまとめて配送してくれると・・・
いわゆる共同配送って感じにできませんかね?
同じ物流プラットフォームを利用すれば
安価に抑えることができそう・・・
あ: それは雑誌毎の発売日によるんじゃないの
発行日によって欲しいタイミングも異なるから
一度にまとめて!っていう風にいかない場合もあるでしょ!
ま: そっかそっか・・・
月曜日読みたい雑誌が金曜日まで届かないなんて・・・意味がない
あ: 物流的な課題として
そうした料金的な問題と配送日の問題が挙げられる
例えば今まで駅の売店で買っていた雑誌・・・
発売と同時に流通していた最新の情報を得ることができていた・・・
それが・・・家に到着に時間がかかったりしちゃうと・・・
ま: それは困りますよねぇ
だって家に届かなかった場合
今までの市場 例えば駅の売店では見ることができるのに
定期購読している・・・
でも楽しみにしている雑誌だと早く読みたい!
あぁ〜 目の前の雑誌を買うべきか?
家に届くまで待つべきなのか?
葛藤が生まれそう・・・・
あ: まぁ 逆にいうと
発行日も顧客の購買動向から
変更するというプロセスも生まれかもしれないね
例えばAという雑誌とBという雑誌
両方共購買している人が大多数だとすれば・・・
発行日をどちらかに合わせて
一緒に送っちゃえば・・・ 配送コストも抑えられそうでしょ?
ま: それは物流的視点ですよね・・・
あ: そういうロジスティクス的な判断をする材料としても重要!
ま: でも。。。
こうした本の直販のスタイル以外にも
ホームページでの閲覧や
電子書籍によるダウンロードなど
消費者が書店以外でコンテンツを楽しむ方法が増えてますよね!
本の媒体としての機能って・・・今後どうなっていくんでしょうか・・・
あ: インターネットの登場によって
何でも電子化へ進むというわけではないでしょ!?
ニーズとして「本」という媒体が必要とされているんだよ
(例え販売が減っているとはいうものの)
本 という媒体を通して
消費者の元へ直接配送してしまう・・・
ダウンロードと同じかもしれない
でも読むというシチュエーションやタイミングなど
媒体として必要な機能を果たしているでしょ?
確かに電子化が可能なコンテンツではあるけれど
全てが電子化されることによって利便性が高くなるわけじゃない!
ただ・・・コンテンツの所有方法や価値交換のスタイルは
今までとは違った形式になっていく事も考えられる・・・
ま: と、言いますと?
あ: 本というハードとソフトの合体型が
ソフトとしての価値とハードとしての価値
それぞれバラバラで購入できるようになったり・・・
ま: つまり・・・ソフト(コンテンツ)を購入すれば
本にする場合はその都度料金が発生して。。。
電子書籍で楽しむ場合は・・・料金がかからない?
あ: 著作権の問題もあって
他人への複製は規制されるべきなんだろうけど・・・
ま: そうなると・・・図書館って一体・・・
あ: 映画やプロモーションビデオ同様
レンタル屋さんと同じかな・・・・
ま: 僕も定期購読のサービス利用してみよっかなぁ
1週抜けちゃうと ストーリーが分からなくなりますからね
あ: 「ま:」さんが言ってた雑誌って・・・
ひょっとしてマンガの事?
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投稿者:gotsuat 12:09| 流通