【流通】情報を価値あるカタチに変換する
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ま: 昨日 大失敗してしまいましたよ「あ:」さん!
あ: 大失敗!?
いつもの事じゃない
ま: 。。。。。。。。。。。。。。。
そうじゃなくて・・・
ちょっと聞いてくださいよ!
せっかく買ったこのお菓子セット
実はすぐ近所のスーパーで
もっと安くで売ってたんですって!
知らなかったから大損してしまいましたよ〜
悔しいなぁ
あ: その気持ち・・・ 確かにそうなんだよね
なんてったって同じモノなんだから・・・
ま: まぁ自業自得と言えばそれまでですが・・・
とっさに「安い!」と思って買っちゃいましたから
他にもいろいろ調べるべきでした
あ: でも・・・そんな時間もないしね・・・
こういうサービスがあったら
「ま:」さんのような失敗も減ってくるかな?
『チラシの特売価格を電子メールで提供』
株式会社デジタル・イメージは、イトーヨーカドー、西友、ライフなど、首都圏主要チェーンのチラシで掲載されている特売価格をチラシ掲載日の午後2時までに電子メールで提供するサービスを開始している。食品メーカーや商社、農協など、競合商品の小売価格情報を即座に把握したい企業・団体に対して、データを提供する。データ項目は、「チェーン名」「チラシ入手地域」「産地」「メーカー名」「商品名」「単位数量」「価格」「特売開始日」「特売終了日」など、チラシに掲載されているすべての情報を網羅している。データは表形式で送信され、利用者は自由に加工する事ができ、マーケティングデータや営業ツールとして利用が期待される。 |
ま: 消費者向けに提供していた情報を
今度は企業にも!?
あ: 同業他社も含めた
商品毎の市場動向の把握
他社との比較など
客観的な情報として必要とされている
ま: 小売店の場合
同業他社の価格って
リアルタイムに必要になってますよ
あ: 実は特売情報のデータベースって
その地域の主婦の方々の頭に更新されているもの・・・
こうした特売情報欲しい!!!
って思う人も多いはず・・・
まだまだ潜在的に!ね
ま: すでに消費者向けとして
提供しているサービスを見てみますと・・・
小売りチェーン毎の情報
そして知りたい店舗毎の情報が手に入るんです!
しかも商品カテゴリー別に比較出来る点が魅力ですね
それにしても・・・そんなに大きな金額の開きって
ありませんよね
プラズマテレビで10万円違えば大きいですけど・・・
安い商品だけ各店で買い回っても・・・
移動する手段や時間を考えれば・・・
どこか一カ所で買うべきなんじゃないの?って思いますが?
あ: 「ま:」さんの言ってることは間違いじゃない! 正しい!
でもね・・・
1円でも安く・・・って気持ち
買い物をしてみないとこの気持ちってわからないもの
同じ商品を高く買ってしまった時の悔しさ・・・
金額の大小じゃないんだよ!
ま: まぁ その気持ち・・・わからないではありませんが・・・
あ: 買う商品があらかじめ決まっている場合
どの店でまとめ買いするのが得なのか?
シミュレーション結果がでればいいんだけど・・・
ま: そうなると
特売以外の情報もデータベース化しないと・・・
こりゃぁ大変だ!
あ: この情報網を活用して
同じチェーン内の品数情報もリアルタイムで更新されれば・・・
タイムサービスの開始、残りの商品数など
新鮮な情報が更新されると 買い物上手にとっては
貴重な情報源としての存在を益々強めていける!
ま: 携帯電話に情報が送られてくるんです!
これは即時性があります!!
あ: POSなどを利用してもやはり情報収集にタイムラグがある
この時間的価値を補うサービスとして
メーカーを始めとした企業へ活用されてくるんじゃないかな
ま: 同業他社の動向も把握しないといけませんから・・・
みんな同じ価格になっちゃうって事もありませんか???
あ: 競争がもっと厳しいモノになってきてる
あっちがこの価格ならこちらはもっと・・・ってね!
ま: でもこうしたシステムというか・・・
収集した情報を価値あるカタチとして変換して提供する行為って
何も特売情報だけに限った事ではないと思いますが・・・
あ: 確かにそうかもね
「比較する」という事をキーワードとして
日頃どんな事を比較検討しているのか?って考えた場合に
いろんな応用方法も出てくるんじゃないかな?
ま: 既に家電の情報も始まっているようですよ!
あ: 例えば中古車情報などでは
様々な視点からクルマの絞り込みをしていくことによって
比較検討ができる情報に
自ら「加工」していく事が可能でしょ!
でも、中古車という1品1品商品価値が異なる場合(程度の違いなど)
一概に比較検討も難しい面もある。
ま: だからこそ
一度じっくりと年数や走行距離などを
吟味する必要があるんですよ!
あ: 生鮮食品もある意味似ている部分もあるかもしれないけど・・・
家電製品のように同じ商品と定義できるモノだと
比較されるのが価格!ってなるでしょ
ま: この仕組みがネットでのショッピングモールで機能すれば
そのショッピングモール内・・・
或いはネット、リアルなど
あらゆる店舗の情報を比較できたり・・・
あ: それには膨大な情報収集機能が必要になってくるけど
それに商品の価格情報とプラスして
配送料金やリアルの場合は地域といった
情報も上手くミックスされないとね
地域性なんかも代表的な切り口となる!
ま: なるほどねぇ
そうなってくると・・・
ますます!流通過程の勝負!
って事になってきそうですよね
なにしろ・・・比較しやすくなると・・・ね!
あ: 週末にドカンと入る新聞折り込みチラシが
実はこうした比較サイトによる情報になっちゃうのかなぁ・・・
そして「今日はどこで買い物するのが一番得なのかなぁ・・・」なんて
トータルで考える人と 一品一品狙いを定めて考える人
それぞれに対応したカタチへ「変換」してあげる行為自体に
価値があるんじゃないかな?
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投稿者:gotsuat 15:31| 流通