【流通】企業提携のヒントは・・・財布の中に
|
『CCCとローソン、ポイントを共有化』
「TSUTAYA」を展開しているカルチュア・コンビニエンス・クラブとローソンは、ポイント制で提携する。利用者はTSUTAYAの会員証を示してローソンで買い物すれば、TSUTAYAで利用できるポイントがたまる。8月から実施し、ローソンでのビデオなどの返却サービスや、共同出店などにも提携を拡大する予定。 |
ま: 「あ:」さん
このポイントカード使ってください
せっかく大きな買い物したんですけど・・・
やっぱり旅先ではこんな買い物すべきではないですね
あ: それは無理じゃないの?
その店のポイントカードって
本人か家族にしか利用できないって書いてあるよ
ま: だったら僕の息子になれば使えますよ・・・
あ: 。。。。。。。。
ま: 自宅付近か通勤経路に
同じ店があればよかったんですけど
あ: でもお買い得だったからね
この商品は買って損はなかったんじゃないの?
ま: ええ そうなんですけど・・・
なんだか損した気分にもなりますよ
だってこのポイント分で
CDプレーヤーぐらいだったら手に入りますから・・・
あ: うぅ〜・・・
ポイント数よりも具体的商品に置き換えると
とても悔しい気持ち・・・わかるよ
ま: でしょ!
あ: そういう場合にも
ポイントを使える提携先が増えてくればいいのにね
ま: そこで!?
今日紹介するのはTSUTAYAとローソンなんですね
あ: あたかも一つのチェーンにように
どこでもポイントが使える・・・
まるでお金と同じような価値だね
ま: 食品スーパーでも
ポイント還元率を普段の倍にするセールを開催したり
すっかり「ポイント」という価値が
生活に密着するようになりましたね
あ: それがゆえに
財布の中にはカードが一杯になっちゃうんだよね
ま: 作らないと損する気がしますから
あ: 商品自体の価格、そしてポイントの還元率。。。
買う店を選ぶ要因っていろいろだけど
このポイントを使いやすいカタチでサービスを提供する事!
つまり還元率と同じくらいに
融通性っていうのが一つの価値観として定着してくるのかもしれない
ちょうど・・・航空業界のように
ま: マイレージですね!
あ: そう! そのマイレージで
これから買い物できるようになりそう・・・
確か・・・全日空のマイレージが電子マネーに
変換できるサービスも始まるんだって!
ま: それはいいんじゃないですか!
僕みたいにめったに飛行機を利用しない人間にとっては
マイレージが溜まっても・・・利用できる機会が少ないですから
あ: ポイント自体の価値
そして互換性による消費者の選択基準として
これから差別化を図る上で十分な要素になりそう
もっとこうしたポイントを相互利用できる
企業間の提携なんかも増えてくるかもしれないね
ま: 第三者サービス機関による統合利用もあるかも!
カード会社、あるいは銀行も?
ポイント銀行なんてね!
あ: 利用できるシチュエーションを
創出していかないといけない時になってきてしまったのかな
利用者にしてみると使えないと意味がない
つまりその店で買うメリットのうちの一つがなくなっちゃうわけだからね
ま: マイレージと同じく
ポイント毎の企業系列なんか形成されてくるんじゃありません??
あ: それを実現するためには
提携する企業間の取引に関する
いろいろな問題をクリアにしていかないと
いけないんだろうけどね
ま: まぁそうでしょうね
オーバーな話・・・
自動車会社と100円ショップが相互に利用ってなっても
自動車会社で得た相当なポイントを
100円ショップで一気に使われちゃうと
難しいかもしれません・・・
あ: ポイントを使うことによって
価値を享受するだけに止まらず
サービスを相互利用できるようになるだとか・・・
そうした面にも期待されるところ!
ま: 確かにコンビニでも
DVDやCDを返すことができたら便利かもしれませんね
来店機会も増えるって事でコンビニもメリットありですね
あ: 企業のサービス提携
消費者の消費活動のリンケージの仕方など
ポイントが一つの価値として認知されつつある中で
いかに使えるポイントにしていくのか?
という次の競争になりはじめている
ま: 一体どんな組み合わせがあるんでしょうねぇ
検討もつきません・・・
あ: 案外身近なところにヒントがあるんだよ
財布の中にね・・・
ま: そういう事か!
|
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:20| 流通