【流通】店舗は消費者の物流センター?
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あ: 最近通勤途中にフレッシュマンをよく見かけるよね
誰しも、こうしたフレッシュマンの時期があったんだよ
ま: 「あ:」さんにもそんな時期が!?
信じられないなぁ
あ: 何もわからず
ただ先輩に言われた事を
必死でこなしていく・・・
なんだか初々しいね 思い出しても
ま: 想像できませんね
「あ:」さんの初々しい姿って・・・
どうせ当時からふてぶてしかったんでしょうけど
あ: 。。。。。。。。。。。。。
『百貨店13社、食品ギフトの共通化』
伊勢丹は、阪急百貨店など提携関係にある百貨店十三社と、中元・歳暮の食品ギフトを今年の中元期から共通化する。ビールや菓子などのメーカー約130社のギフト商品を共同で発注することで、仕入れコストの削減を目指す。商品の配送は埼玉の伊勢丹物流センターと神戸の阪急百貨店のセンターで一括処理する。
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ま: 日本の小売業も
競合と協力ですね
あ: 最終的には
消費者にとってのメリットへつながる行為になるはずだからね・・・
物的な流通を企業の枠組みを越えたカタチにしていく
いわばロジスティクス的な視点を
業界として横断的に持ってるって事かな?
日本小売り市場でも
いろんなフレッシュマンが参入しはじめてるし
これからもっといろんな取り組みが紹介できそうだ
ま: フレッシュマン!?
日頃紹介しているベンチャー企業の方々の事ですか?
あ: いやいや
外資系企業、特に、いわゆる流通業界における
日本市場への参入が続いてるでしょ
ま: あぁ なるほどね
日本からみるとフレッシュな存在ですもんね
あ: とある外資系小売業を覗いてみたけど
スケールの大きさに衝撃を受けたよね
そこで消費者が手に商品をとってお金と交換していく・・・
休日のスーパーのレジを見ると
ネットショッピングでは考えられない
順番待ちをして次々とお金が入ってくる・・・・
しかも同時に何台ものレジが稼動してるんだよね・・・
ま: 消費者自ら商品を取りに来る場所・・・
当たり前のスタイルなんですが・・・
あ: もし、ネット販売が元々主流である時代だったとしたら・・・
とても滑稽な姿かもしれないでしょ?
「どうして商品を自分で取りにいかなくちゃいけないの!」
「順番待ちなんて・・・じれったい!」
「営業時間も自分のライフスタイルに合わないわぁ・・・」
なんて価値観になっちゃってるかもしれないでしょ!?
たまたま インターネットって
最近登場した技術であって
電話と時を同じくして普及していたとするなら。。。
こういう事を思っちゃうかもしれないね・・・
ま: でも確かに
商品を買う側がみな
当たり前のように自ら買いに来る場所になってますけど・・・
あ: 「足を運んでくださる」ってよく言うけど
こういう気持ちって大事なんだね
そういう意味でも
小売店って消費者を対象とした
ロジスティクス業なのかもしれないね・・・
ある大手の外資系小売り業の
出店計画について聞いたんだけど
新しい商圏へ出店する際、
まず出店をし、供給量がまとまってから
物流センターを構築するスタイルとは違って
先に物流センターを設立し
そこから供給できる範囲の出店を行うんだって・・・
ま: へぇ〜
つまり店ができる前から
物流センターを作るってわけですね
センター稼働当初は閑散としていて
徐々にフル稼動に近づけていくんですね・・・
あ: 今では世界有数の小売業として成功を収めているその企業は
ロジスティクスを企業の強みにできてるんじゃないのかな
さしずめ消費者に対するロジスティクス提案としてね
小売業とは消費者との価値交換を行う業種として考えると
消費者に対するロジスティクス提案業なのかもしれない
我々が何か要望を出さなくとも
いろんな提案をしてくれていますね
特売商品による価格的メリットや・・・
営業時間の柔軟性・・・
その結果、我々は消費者としての立場となった際に
無言で要望を伝えている・・・すなわち買い物行為によって
答えを出していく
ま: 納得できなければ買わない・・・
納得できれば買う!
単純な「意思表示」です
あ: ネットを利用した販売業態といえども同じで・・・
顧客に対するロジスティクス提案なんだよ!
特に自ら「製造」を行わない部分でのサービスで
価値を提供する業態ではね!
ま: そういう見方もあるんですね・・・
言われてみれば。。。
小売店ってたくさんの顧客が
陳列棚の商品を手にとってレジで精算・・・
まるで物流センターのピッキング作業とかわりませんもの!!
あ: モノの流れ、作業面でのアライアンスが進んでいる流通業界
顧客のロジスティクス提案の一つのカタチとして
他の部分でも進んでくるかもしれないね・・・
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投稿者:gotsuat 15:02| 流通