【流通】コンテンツの賞味期限
――バリュークリックジャパンDVDプレーヤーつき借放題サービス開始―― |
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『バリュークリックジャパンDVDプレーヤーつき借放題サービス開始』
バリュークリックジャパンは、オンラインDVDレンタルサービス「DVDZOO」で、「2万9800円でDVDプレーヤーつき年間借り放題パッケージ」を開始した。DVDZOOは、同社が独自開発した映像コンテンツユーザープロファイリングソフトウェア「MOVIEMATCH(ムービーマッチ)」を採用した宅配DVDレンタルサービス。会員登録後、5,200からなるタイトルから好きなDVDを選択、「予約リスト」を記入し、優先順位の高いものから順にタイトルが送付されてくる仕組み。返送は切手が添付された封筒を使ってできるほか、返却期限もない。なお「MOVIEMATCH」は、会員のプロフィール、レンタル履歴、会員が投票した5段階のおすすめ度やコメントなどのデータを解析し、3000タイトルから会員一人一人に推奨タイトルを選び出すシステム。 |
ま: 最近、しみじみと思いますが。。。
DVDへの移行スピード
まさに今その真っ只中に居ることを感じますよね
レンタルビデオ店でも
DVDコーナーが幅をきかせるようになっちゃって。。。
今、僕の家にはDVDプレーヤーが無いんですよねぇ〜
だから今日紹介したようなサービスって。。。。 助かりそうですよ
きっと僕のように、家にはプレーヤーがまだないけど
DVDで見たいっていう人多いはずですよ
あ: 特にたくさん作品を見るっていう人には
このサービス価格だと
単価的に魅力的だよね
それに単なるハード機器のレンタルってわけじゃなくて
データ分析から好みのタイトルを推奨してくれる・・・
情報サービスなんだよ
ま: DVDプレーヤーのレンタルサービスと思っていましたが
そうした個人向けの「情報サービス」でもあるって事ですね
ただ、「DVDプレーヤー付き」って
結構助かりそうですよ
今、自分で買うと決めても
何を買ったらいいのやら・・・迷っちゃうでしょ
規格も異なるものがありますし・・・
あ: DVDプレーヤーやレコーダーの売り場に行くと
店員さんがそうした規格の違いを説明しているシーンをよく見かけるもんね
規格の違い、そしてどんどん新たな技術が開発されていく中で
どの時点で、何を買っていいのか?
判断しにくい面も確かにある
ま: そう言えば
両方の規格のDVDを録画できる機種も登場したようです
消費者の不安を解消してくれる商品ですね
それにDVDのレンタルと言えば
コンビニ店頭でも返却できるサービスも登場しました。
あ: ダウンロード、
そしてDVDのようなパッケージ商品のレンタル
しかも返却期限を設けない、というケースもあるようだ・・・
実は今回紹介したサービスでも
返却期限は設けない!
返却にはあらかじめ切手付きの封筒が送られてきて
その封筒を利用しての返却となる。。。
まぁ単純に考えると
自宅までの送料、返却送料込みの価格って事になるね
ま: 自分の生活パターンで見ることができる・・・
店に行く時間がない!面倒くさい!って人に便利だと思います
特に多数の作品を自宅などで見るヘビーユーザーにとっては
一作品当たりの単価でメリットが出せます!
一度放映された人気ドラマシリーズを
まとめて見ることもできます!
それに返却などで店頭へ出向く時間が
なかなか取れない人にも便利です
でも。。。返却期間が設けられてないって・・・
これじゃぁ所有している事となんら変わらないじゃないですか?
いわゆる「かりぱち」ですよ
あ: そうなってしまう事もあるかもしれないね。。。
でも最近興味深い技術が・・・
2週間で中身が消えちゃうDVDも開発された。。。
まさに「賞味期限付きコンテンツ」だね
ま: 賞味期限かぁ
確かにそうだ! 楽しめる期限が決まっている・・・
あ: 返却プロセスも変わってくるね!
ま: もしかして・・・使い捨て!?
あ: いやいや、店に返却しなくても。。。リサイクルできる先へ集めていって。。。
店頭には再び常に新たな内容をインプットしたパッケージ商品が入ってくる。
DVDのようなリアル・パッケージング商品をプラットフォームとした
リコンテンツ流通ができあがってくる!
ま: なんか・・・
パッケージング自体のハード的価値って
どんどん下がっている気がしますよね〜
あ: だからこそ! 賞味期限付きのDVDができる訳で・・・
あと、DVDプレーヤーのレンタルサービスとしてではなく
顧客情報からお勧め商品を推奨するなど
マーケティング活動そのものでもある!
そして顧客情報からの分析した推奨商品に対し
実際のユーザーがどのような反応を示したのか?
PDCAサイクルに基づいて
より正確な情報となっていく・・・
ま: ある映画を見た人は
特定の映画を見る可能性が異常に高い!だとか・・・
映画の趣向別によって
レンタル期間が長い・短い の傾向がわかったり・・・
あと、新作の紹介も
レンタルの傾向を見ていれば
どの人にどんな作品を勧めるべきか?ってわかってきますよね
あ: DVD作品のプロモーション以外にも
試写会の参加の呼びかけだとか・・・
新開発商品のサンプル同封もできなくはない。。。
消費者宅への「ホットライン」ができあがる事にも
価値がありそうだ・・・
ま: こうしたマーケティングを可能とする条件としての
DVDプレーヤーのレンタル!
機器の販売というスタイルではなく
デジタルコンテンツのレンタルという
収穫逓増のBM(ビジネスモデル)ですね
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:51| 流通