【流通】blog・・・現代版和歌集
――京阪神エルマガジン社、blogツールを利用した情報発信―― |
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『京阪神エルマガジン社、blogツールを利用した情報発信』
「Meets」、「エルマガジン」を発行している京阪神エルマガジン社は、
関西どっとコムにてblogツールを利用した情報発信を開始した。
Meets編集長をはじめ、ライターが雑誌で掲載できない取材秘話や、
街の最新情報などをblogを用いて、
関西どっとコムでコンテンツとして配信。
blogツールはドリコムが運用する
マイプロフィールツールを採用している。
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ま: blogって・・・ 何の事ですか
カエルかな?
あ: そりゃぁ frog。。。
blogってもともと「Weblog」からきてて
そこから「blog」だけが残っちゃったんだって
思い切って簡単に言っちゃうと・・・
Web上の日記みたいなものかな???
個人、あるいは作家、芸能人など
Webでその日あった出来事や取材した事などをつづっていく・・・
ま: なんだぁ 日記かぁ
だったらぼくもblogerですよ
毎日きちんと日記つけてまーす!
あ: ブ、blogerねぇ。。。
まぁ 「ま:」さんがマメにつけている日記、、、
Web上やメルマガ形式でもいいと思うよ
一般の人が見る事ができる形式にしてみると。。。
ま: そうか、、、僕にもblogを使って情報発信できちゃうんですね
でも、、、 既に情報発信を行っている
既存の雑誌編集社がどうしてblogを・・・
あ: なんといっても早い!
出版のタイミングにこだわらずに情報発信できる
情報の新鮮さが 重要なコンテンツ雑誌では
リアルな雑誌流通のタイミングに
Webのリアルタイムな情報発信によって・・・
ま: ちょ、ちょっと待ってください
それじゃぁ
雑誌の価値って。。。
Webによって 既存の雑誌の価値って
下がっちゃうことはありませんか?
あ: そうじゃなしに補完しあう使い方をするんだよ
Web上での更新頻度、情報の新鮮度などで
ブランド力を高める事もできるんじゃない?
常に期待値を持ってもらうとか・・・
例えば次号の内容について少し触れてみるとか。。。
既存の出版メディア、Webメディア
現在、それぞれの機能を上手く利用していく必要があるからね
ま: どちらか一方が
他方の領域を阻害するって考えではなくて
互いの機能をもっと高めあうような利用方法ですね!
あ: 既存の出版メディアだけだと
どうしても情報が一方通行だからね・・・
blogのような日記って
日々、積み重なっていくもの・・・
雑誌、あるいは芸能人の公式ページ
それに個人のホームページなどでのblogって。。。
知人、ファンとのコミュニケーションツール
それと自己満足・・・
ストレス発散?・・・言いたいこと言ってやる!
あと、作品として残していく・・・
などなど、いろいろな目的がある。。。
ま: 自己満足なんて言わないでくださいよ〜
なんだか人に言われるのはちょっと良い気分じゃないなぁ
あ: 新聞よりも簡単に
雑誌よりも新鮮に
手軽に情報発信が出来るblog
有名、無名関係なく気軽にできるのがいいんだよね
ま: まぁ 書籍って 最近じゃあ個人出版サービスが
いろいろありますけども
やはり簡単には出版できません。。。
でも、気兼ねなく更新できるWebでのblogって
有名なライター、個人の垣根が少し近くなる気もします
まぁ 内容や洞察力などは、、、プロにはかないませんが。。。
あ: 有名雑誌への投稿による著名化、、、
例えばAという雑誌にコラムを連載されるとなると
やはりそれが一つの実績となっていく・・・
プロフィールなんかに「雑誌○○への連載など」ってね
それが、、、個人のサイト「??でコラム公開中」で
じわじわ読者を集めることによって
著名化していく可能性もでてきそう・・・
そうなってくると・・・
個人の情報発信による価値観の共有が進んでいく、、、
エリアという制約を越えた クチコミニュケーション
流行 必要とされているニーズ アイデア 企画。。。
商品 サービス 店舗情報などなど。。。
「個人」がブランド化されていく!
ま: つまり。。。 例えばマーサ・スチュアートみたいな感じで!?
あ: うーん。。。そんなもんかな?
この人が良いって言ってるから
一度自分も試して見よう!とか
ここのサイトの運営者が実際に使ってるから良さそうとか・・・
既に著名な人を起用することによって
高い宣伝広告効果が期待されてきたけど
これからはWeb上で情報発信している
「個人TIPPING POINT」が多くなってくるんじゃないかな?
この「TIPPING POINT」となる個人の発掘が
非常に意味ある事になってきそう・・・
ま: クチコミって実体が把握しにくいモノですけど
例えば掲示板、そしてblogなど
Web上での書き込みはデータとして残っていくモノですよね
あ: 日記も その人が過去を振り返るテキストベースの情報源!
そこから新しい未来を見つめてみたり。。。
POSデータとまではいかないけど
テキストベースの貴重な情報源となってくる
ま: Webサーバーがなくなっちゃったり
移動したり 消したりしない限り
継続して更新していけば残っていきますからね
あ: データマイニング、、、そしてテキストマイニング、、、
ここから新しい消費ニーズの発掘、あるいは流行の仕掛けとして・・・
著名人、そして個人によるblogからの情報を活用した
商品開発・企画が展開されてくるんじゃないかな?
ま: そう言う意味でも 個人の日記もバカには出来ませんね
あ: 一人一人が残していく文章が
人類としての財産になってくるかもしれないね
まるで古今和歌集「詠み人知らず」って感じで。。。
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投稿者:gotsuat 15:09| 流通