【流通】ブランド作りはコミュニティづくり
――サイバーブレッド、
日本国内におけるマーベル・ファンクラブの運営権を取得 ―― |
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『サイバーブレッド、
日本国内におけるマーベル・ファンクラブの運営権を取得 』
サイバーブレッドは、米国MARVEL CHARACTERS,INC.及び
MARVEL ENTERPRISES,INC.と、
日本国内でのマーベル・ファンクラブの運営権
およびプレミアム商品の販売権に関するライセンス契約を締結した。
マーベルは世界有数のコミック会社で、「スパイダーマン」「X-MEN」「ハルク」「デアデビル」等、
数百以上のメジャーキャラクターを創り出し、
マンガ・アニメ・映画・キャラクターグッズ、テーマパーク等、
グローバルな商品化を進めている。
サイバーブレッドは、マーベルの豊富なキャラクターを使用した
「マーベル・ファンクラブ・マガジン」の発行、
「マーベル・ファンクラブ・ウェブサイト」の運営を行う。
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ま: 世界中で知られているアニメキャラクター・・・
例えばスパイダーマンなどは
世代を越えた存在となってます
映画化によって 又更にファンを増やしたのではないでしょうか?
あ: そうかもしれないね
我々の知っているスパイダーマンって
妙にアメリカナイズドされていたアニメーションしか
知らなかったもんなぁ
ま: 覚えてますよ その昔
テレビで放映されてました!
子供の頃「スパイダーマン」ごっことか
よくやってましたよ!
あ: 「スパイダーマン」ごっこ?って
どうやってやるんだ???
壁にへばりついたりするの?
ま: いえいえ そんな恐いことできませんよ
高いところへよじ登って
「スパイダーマン」って言うだけです。。。
あ: それならスーパーマンごっこでしょ!?
風呂敷のような布を背中からまいて マントの出来上がり!
ま: すっぱマンじゃなくてスーパーマンですね?
あ: 梅干し食べて・・・・ って何言わせるの!!!
ファンクラブづくりは
今やキャラクターをはじめとした
コンテンツビジネスには欠かせない活動となっている
スパイダーマンなどのマンガ、アニメ
そして日本じゃぁ ゲーム・キャラクターでもね!
ま: ピカチュウ!!
そして日本のアニメ。。。
あ: 日本のアニメは国内をはじめ海外で高い評価を受けている
評価だけじゃなくて 実際にみんな知ってるもんね
例えば スペインでは。。。
なぜかクレヨンしんちゃんが知られていたり。。。
各国で日本のアニメが吹き替えもされ
現地の人に認知されはじめている
ま: 日本の輸出品の中でも
比重がどんどん高まってくると思います!
知的財産でどうやって生き残っていけるのか?
日本にとってとても大切な事!
法的な規制も緩和、逆に権利の保護という面での技術革新
そして著作者の権利に関するアドバイザーなどなど
いろんな側面から
「ファン」を増やしていく活動が重要ですね
あ: ファンかぁ。。。
Webの世界では独自のファン作りが行いやすい
例えば非常にニッチな商品、サービス店などには
大型スーパーや専門店に
流通が用意できない商品もある
つまり そうしたニッチ分野をはじめ
自社の商品について 繰り返し価値交換を
行える企業、コンテンツの継続的な配信が重要となってくる
ま: 継続的な情報更新、、、
これはリアルであろうとネットであろうと同じだと思います
あ: その点で言えば
テレビのアニメ番組は
継続して配信できるという強みもある
毎週、決まった時間に始まって。。。
○曜日の○時は「□□を見る時間!」って決まっちゃう!
大人も子どももね!
ただ、今後、オンデマンドになった場合
どうなっていくのか・・・・?
ま: そうして繰り返し発信されている情報が
継続的な期待値となるんだと思います
視聴者がファンとなっていくために。。。
ファンと言えば、今年は阪神タイガース、、、
今年こそ本当に。。。優勝!?
チケットもなかなか取れないなぁ
あ: そうだよね
日本中にこれだけ阪神タイガースファンがいるなんて
思ってもみなかったよ
ま: 何か18年分の思い みたいなものも感じますね
真のファンはチームが負け続けても・・・応援し続ける・・・
でも本当にそうなら
今年だけじゃなくて、、、
あ: 「ファン」って、定義なんてない!?難しく考えないで
好きか? 嫌いか? 実は単純な事なのかもしれない。
あるスポーツチームのファンになったきっかけ。。。
ある意味、人間の脳の遺伝情報にも組み込まれているかもしれない
育つ環境によって思想や価値観も
それぞれバラバラだからね。。。
ま: やはり。。。親子代々
同じチームのファンとなるケースも多いようです
あ: 一方、世代によって ファンとなる対象が異なりやすいもの
例えば音楽アーティストだとか・・・
アニメのキャラクター。。。
ま: でもミッキーマウスは世代を越えて
愛される存在ですよね!?
あ: Webの世界ではファン作りができる
メディアとして注目されている
市場規模に関係なく
ニッチな分野においても
コミュニティを形成させやすい空間だからね
ま: 今回紹介した海外のファンクラブの運営委託
関連商品のライセンス契約は
自ら新しい市場を形成したり
コミュニティを作り上げる過程を軽減できるという意味では
非常に効果的かもしれません
あ: これはある意味
コミュニティ運営の外部委託って形式とも考えられる
技術的なサポートだけじゃなくて
顧客対応、Web上の顧客管理など。。。
今回は海外の有名キャラクターに関するコミュニティだったけど。。。
これから こうしたWeb上のコミュニティ運営に関する売買や
運営権利などが売買されてくるかもしれないね。。。
ま: Web上のコミュニティ運営を売買!?
あ: 企業が形成する大規模なコミュニティ
個人が管理しているHP上でのコミュニティ。。。
必要としている人達が集う仮想の空間、
ターゲットとしている人に商品を販売する側としては
一等地に出店するのと同じ事だからね
ま: 商売をする上で
多くの人が行き交う通りに
店を構えるのと同じって事ですよね
リアルな店を一等地に出店しようにも
数やスペースに制限がありますよね
その点サイバースペースでは。。。
あ: 無限とは言わないけど・・・
「土地本位制経済」の世界に比べると
まだまだ「未開拓」な分野が存在しているところに
Webの優位性があるんじゃないかな
それと・・・ Webの利用によって
新しい老舗のスタイルが確立されてくるかもしれないね
ま: 新しい老舗? 言葉おかしくありませんか???
あ: つまり・・・
従来、日本の老舗、或いは海外高級ブランドにおける
歴史や背景を見てみると
将軍家御用達、皇族御用達、王室御用達等々。。。
上流階級社会に認められた逸品という
ブランド力の根拠があった訳で・・・
もちろん、御用達になるには技術、文化的に優れているからこそ
なんだけども・・・
これらは 誰でもその価値を認めることが出来る価値観に基づいた
最高級の位置づけとして 憧れ的な存在となっている。。。
これが。。。Webの世界でのコミュニティでは
価値観はそのコミュニティによって独自のモノが形成され・・・
ま: つまり一般的な高付加価値商品とは別に
コミュニティ毎の高付加価値商品が誕生するって事ですね
あ: 今、世界の高級ブランドは
グループ化する事によって
流通としてのメリットを生み出している・・・
例えば素材の調達、販売店舗網など。。。
これからは、ブランドの確保と同じく
既存、あるいは新規のコミュニティの確保、系列化って事にも
なってきそうな気がする・・・
例えば。。。コンビニのお弁当マニアのコミュニティ。。。
ファミリーレストラン好きのコミュニティ・・・
ファーストフード店好きのコミュニティ・・・
横断的なメニューの創出だとか。。。
仕入れの共通化、商品ブランドの統合などなど。。。
ま: ブランドづくりは
ファン、コミュニティ作りと同じなんですね!
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 14:58| 流通