【流通】脳のスペースを価値交換で提供
――ウィーブ、
「AD-GUM.COM(アドガムドットコム)」リニューアルオープン――
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『ウィーブ、「AD-GUM.COM(アドガムドットコム)」リニューアルオープン』
ウィーブは
広告宣伝用ガム販売サイト「AD-GUM.COM(アドガムドットコム)」を
リニューアルオープンした。
「AD-GUM.COM」では、レストランやイベント会場で無料配布される
ノベルティー用ガム「AD-GUM」を、インターネット上で発注できるシステム。
商品製造はガム製造会社のトップ製菓とのコラボレーションにより商品化。
今回のリニューアルにより、
これまで1デザインにつき最小ロット2,500枚3万7,500円だったのが、
同じロットで2,500枚あたり最大10デザインで利用可能とした。
これにより、利用する企業にとっては、
例えば名刺代わりに10人分のガムを作成したり、
一部を「あたり」とするなど、各プロモーションへの利便性が格段に向上するという。
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ま: ムシャムシャムシャ・・・
うん、なかなかいけるな!これは
あ: うるさいなぁ クチュクチュと!
何食べてるんだよ!!
ま: これですか? ガムですよ
さっき頂いたんです タダで
アドガムっていうらしいですよ
ほら、ここにスポンサーの広告が入ってるでしょ
あ: ホントだ!
普段、店舗で見る商品とは違うね
企業の広告が書かれてるんだ!!!
ま: 他にも同じように
広告機能を果たしながら
「無料」で消費者の手に渡るモノって
たくさんありますよね
駅前で配布される「ティッシュ」をはじめ・・・
あ: 夏だったら「うちわ」とか。。。
最近は飲食店情報誌なんかも
無料で配布されている・・・
ま: あれ、いいですよね!
おまけにクーポンも付いてますし・・・
消費者にとっては「得」だらけですよ
あ: インターネットの世界も
「無料」が前提みたいな利用のされかたでしょ
検索エンジンだとか・・・
各種情報発信サイトも・・・
古くは地上波のテレビも
見る側にしてみると無料で当たり前のコンテンツだもんね
ま: ハードはお金かける必要がありますけど・・・
でもそれは家電メーカーのビジネスです
番組の制作、配信はまた別のプレーヤーが
独自の収益モデルによって成り立っています
あ: 番組の制作・配信とハード(テレビ)の製造・販売
全て同じグループ企業により行われるとすれば・・・
もしかすると番組中の広告ってなくなっちゃうかもしれないね
ビジネスモデル的にはテレビというハードの収益と
保守・メンテナンスなんかで定期的な収入を確保してね・・・
ま: 番組を見る側から、制作者が直接価値交換を行う事ができますね!
でも、実際はそうはいかない・・・
テレビ広告市場は今でも巨大なビジネスです!
あ: スポンサー、モノの製造者、そして消費者・・・
価値交換を複雑、かつ消費者に対しメリットを感じてもらうために
広告が果たす役割ってとても重要なんだよね
実際、今テレビやネットの広告が全てなくなっちゃえば・・・
収益モデルは崩壊、
今まで当たり前のように無料で楽しめてきたサービスが
突然有料化、あるいはサービス自体が消滅してしまう事も考えられる
ま: えぇ〜! そんな事になっちゃうと
困りますよぉ〜
広告って実は必要不可欠な存在なんですね!
無料で手に入る商品やサービス・・・
そこには広告主という存在があることに
改めて気づかされた気がします
あ: でも無料で手にすることが出来る商品やサービスって
消費者と価値を交換していないとは言えないんだよね
ま: ???? どういう事ですか?
消費者は価値を提供していませんよね
だから「タダ」なんだと・・・
あ: いやいや、ちゃんと価値交換を行っているよ
記憶スペースという価値を・・・
ま: 記憶スペース!?
あ: つまり。。。
個人の脳というデータベースを一時的、
あるいは永久に間借りする権利をね!
人って必要な情報はお金を出してまで入手しようと
学校へ通ったり、本を購入して読んだりして頭の中へインプットする
広告も同じインプットというアクションでありながら
交換する価値は。。。無償!という概念が当たり前!
それは広告主というサードパーティが
Moneyを支払っているからで・・・
でも、実は当人の脳に記憶というスペースを提供してあげているんだよ
ま: なんだかホスティングサービスを
人間の脳がやっちゃってるって感じですか?
あ: そうそう!
覚えてあげる。。。 知ってあげる・・・
Moneyとして価値交換はしなくとも。。。
記憶機能、データ保管、読み出し、そして配信・・・
個人の脳を基盤としたストレージを行っているんだよ!
広告付き商品やサービスは消費者にしてみると
Moneyによる価値交換は行わないけど
自分の記憶機能を価値として交換していると考えてみると・・・
立派な価値交換を成立させているんだ!
そしてこの記憶=脳サーバーは
それぞれ個性によって価値が異なってくる。。。。。。。
例えば自動車好きでもない人の脳に
自動車部品の商品ブランドの広告記憶は。。。価値がない!
ま: まるでサーバーのスペック、回線環境などによっても
価値が変わるように
個人の嗜好によって、その価値が異なるんですよね!
あ: 人が記憶したり、記憶した情報を発信したりする機能に
価値を感じ、そしてその価値を別の価値と交換する手法
人が記憶する事による価値って重要になってきそうだ・・・
これは単なるマスメディアを利用した広告、
特定コミュニティ内でのニッチな広告などに限らず
ネットビジネスで普及している
アフェリエイトプログラムを
人間の活動として行えるようにしたり・・・
ま: それは「友達紹介で商品券プレゼント!」
みたいなサービスですね!?
あ: 人が知る、伝えるという「機能」も
価値として重要視されてくると・・・
見るだけでポイントが溜まる番組・広告だとか。。。
今まで以上に複雑な価値交換スタイルが
確立されてくるかもしれないね
ま: 複雑でもいい!
僕は得するなら・・・!!!
あ: プル、プッシュなんて関係ない!
情報を知りたい、教えたいという「欲」の起源によって
売買関係が変わってくるのが無形の情報ってわけ!
その情報を複雑かつ簡単に加工してしまう人の脳。。。
ここには無限の価値が眠っているのかも。。。
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投稿者:gotsuat 13:58| 流通