【流通】消費者でありながら供給者が当たり前
ま: 「あ:」さん、見てくださいよこの時計!
あ: おっ! いいじゃん それ
ま: でしょ でしょ!
実は無料プレゼントでもらったんです
あ: そんな事だろうと思ったよ
「ま:」さんがそんな立派な時計を買うはずがない・・・
ま: ばれたか・・・
でも良いモノには違いないし
当分この時計で過ごせそうですよ
今度は何を無料で手に入れようかなぁ
あ: 無料、無料!って。。。
何でも無料で手に入れようという考え方
変えた方がいいんじゃないの!?
ま: そんなに目くじら立てて言わなくても・・・
無料化はWebの世界では一つの流れかもしれませんよ・・・
『ティーカップ・コミュニケーション、 ショッピングシステムの無料レンタルサービス開始』 ティーカップ・コミュニケーションは、ショッピングシステムの無料レンタルサービスを開始した。 文章編集や画像登録など、簡単にショップサイトが構築でき、初期費、運用費ともに無料。ティーカップ・コミュニケーションはWebレンタル掲示板サービス「teacup.」を展開し、現在1日あたり約1,000万PV、会員数約170万人、掲示板ビジター数約580万人という利用実績を持っている。 |
あ: 掲示板でお馴染みの会社だね
そうかぁ、、、ショッピングシステムも
無料レンタルねぇ。。。
ま: ネットショッピングで
売上げをあげるのは
やはり簡単な事じゃないんですよねぇ
みんなが成功しているわけではない・・・
あ: リアルの店舗と比べると
リスクが少ないとは言えるんだけど。。。
実際はWebページの制作、運営管理・更新作業、
決済システムの利用や配送料など
リアル店舗にはない悩みもある。。。
そして大規模なショッピッングモールへの出店となると
当然出店料が必要になってくるわけで・・・
ま: もちろん、手軽な料金体系にはなっていますけど
その分、競争も激しいわけですから
いかに興味をもってもらうサイトにしていくか?
取り扱う商品・サービスでの差別化を図っていくか?
結局、別の次元で競争が激しくなったりするんです
あ: 今やオークションでも有料化しはじめてるからね
無料で店が持てる!
しかも自分でHPつくるより
簡単にできるという面で
今まで以上にWeb販売に対する障壁が低くなっている
インターネット利用環境にあれば
ほとんどの人が出店できてしまうんだよね
ま: オークションが普及した時のように
自分の「店」を開設する人が
一気に増える可能性もありますね
っていうか。。
あ: オークションは
いわばジャンルや商品別にカテゴライズされた売り場
入札という方式が特徴!
一方、無料のショッピングモールについては
その人が取り扱う商品がそろっちゃう
つまり「人」「店」という切り口で
商品、サービスといった価値を提供できる機会が増えるってこと
ま: オークションと同じくらい
個人でも手軽に販売行為が可能になるんですね
ますますCtoCのビジネスが活発になりそう・・・
今までに出会えなかった商品に
ネットで出会える機会が増えそうです
あ: CtoCにおける価値交換が
より活発になるためには
出店機会が増えるだけじゃ何か足りない・・・
供給者側の情報過多になっちゃう可能性もあるからね
欲しい商品にたどり着けなくなったり。。。
検索技術やカテゴライズの手法がますます重要になってくる
ま: 出店に関する費用がかからないとなると
今ままでWeb販売に躊躇していた人も
始めてみるきっかけになりそうですし。。。
ましてや販売金額に応じた手数料も要らない
完全フリーなんですから。。。
SOHO、個人の趣味の延長線上で
気軽に始めることができます!
あ: ビジネスマン、スポーツ選手、政治家・・・
みんなモノを買ったりサービスを利用する時は
「消費者」になるでしょ!?
僕も消費者、「ま:」さんも消費者!
消費者、消費者って言うけど
みんな消費者なんだよ
それと同じように
ネットで自ら所有する価値や
サービスを提供する機会ができれば・・・・
消費者でありながら供給者になる!
ま: 確かに僕も「消費者」です
消費者の顔、そして供給者の顔。。。
どうやらみんなが二つの顔を持つことになりそうですね
あ: これから先
商品の流通という事を考えると
消費者=エンドユーザーという概念ではなく
消費者から消費者への取引も考えないといけないかな・・・?
「消費者」に対して販売するのか?
「販売者」に対して販売するのか?
わかんなくなっちゃうかも・・・
ま: 事業者が小売店で資材を手に入れるケースは
ホームセンターで見ることが出来ます
大きな木材などをトラックで持って帰る姿を見ます
あれって誰が買うんだろうって思ってたんですけど・・・納得です
あ: 流通の終着点が今までとは違ってくる
ネットというツールの特性によってね!
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:58| 流通