2004年08月31日
【流通】スターバックス オフィス向け販路拡大
――リアル店舗ブランドのオフィス需要拡大戦略――
スターバックス コーヒー ジャパンは、オフィス向け販売を開始する。オフィス用品デリバリーサービス業のアスクルを通じ、コーヒー(粉)2種類、コーヒー器具3種類、ロゴ入りマグカップを販売する。スターバックスは店舗外での商品販売は初めてとなり、新たな需要の開拓を試みる。
スターバックスの商品を手にして出勤するビジネスマンの姿を目にする事も多く、オフィスでの需要は期待が大きい。アスクルのプラットフォームを活用する事により、早期に流通経路を確保できるが、これまでリアル店舗で培ってきたブランド力があってこその展開と言える。今後はこうしたオフィス内における消費活動(いわゆる企業内消費者)への需要拡大として、リアル店舗商品、或いは定番ブランドなどの販路拡大戦略が続く可能性もある。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:49| 流通