2005年10月12日
【流通】西友、プリペイド式カード導入
――普及するか?米国式の決済スタイル――
西友は、全国の西友・LIVIN全250店舗で利用できる、繰り返し入金が可能な事前入金登録方式のカード「西友ショッピングカード」を10月7日から導入した。
「西友ショッピングカード」は、ウォルマートが世界9カ国で展開するショッピングカードと同様のシステムで、キャッシュレスの買い物が可能となるほか、カード自体に個人情報が入っていないため安心して利用できる。
プリペイド式のショッピングカードは、米国でクリスマスや誕生日のギフトとして人気があり、現在急速に市場が拡大しているが、日本の流通業では初めての導入。
利用者は500円から10万円の範囲内で、何度でも、店舗で入金することができる。発行は無料で、買い物履歴が確認できる。
ウォルマート傘下で再生を掲げる同社が、米国で普及が拡大しているというプリペイド式カードを発行することで、現金決済が主流となっている日本市場にインパクトを与えることができるのか注目される。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:12| 流通