2008年05月29日
【環境】明治ロジ、環境に配慮した冷却システムの導入
明治ロジテックは、明治乳業向けに環境に配慮した「エコ・ランクール車」の大規模な実運用試験を開始した。全国の明治乳業の拠点を中心にエコチルド物流チェーンを確立する。
「エコ・ランクール」は、関西電力と前川製作所(産業用冷凍機メーカー)が共同開発した物流用蓄熱式保冷車システムで、ダイナミックアイスと呼ばれる氷をトラックのタンクに充てんし、循環させることでエンジン式冷凍機を搭載せずにコンテナを冷却できる仕組み。これにより待機時間中のアイドリングストップが可能となり、CO2排出量が削減され、20%程度の省エネ効果があると見られている。
これまで環境に配慮した保冷車として実用化されていたのはCNG車、ハイブリッド車の小型車だけであったが、「エコ・ランクール」は大型化が可能で、13トン車まで対応できる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:25| 物流会社の取り組み 【機関別】