2005年12月21日
【知識】日本HP、新SCMソリューション発表
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、サプライチェーンにおける需給計画業務の改善支援を行う新ソリューション「RapidResponse需給計画ソリューション」を発表した。
このソリューションは、Kinaxis社(カナダ)の日本法人であるキナクシス・ジャパンとの再販契約に基づき、同社の次世代需給計画ソリューション製品「RapidResponse(ラピッドレスポンス)」を販売するとともに、同製品の導入効果測定、業務コンサルティング、システム構築、導入支援、運用支援を行う。
<RapidResponseの特長>
RapidResponseは、「最適解は人が決定する」というコンセプトのもと、人間の意思による迅速で効果的な需給調整業務を可能にする環境を提供する。
◆超高速の需給計画エンジンの採用 |
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他社のSCP(サプライチェーン・プランニング)ツールでは5時間ほどの演算時間が必要な需給計画作成処理を、数秒〜数分で実行可能。 |
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◆仮説検証型シミュレーションが可能 |
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仮説検証型のシミュレーションが瞬時に実行可能。仮説を検証し、複数の代替案を作成・保持し、比較検討できる環境が提供され、人間が判断しながら最適な需給計画を立案できる。 |
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◆組織、会社の壁を超えるコラボレーション機能を提供 |
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RapidResponseのGUIは、100%ネイティブなWEBアーキテクチャを採用。GUIをインターネット経由で外部に公開することで、企業間のスムーズな情報伝達、合意形成といったコラボレーションの実現も可能。 |
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◆サプライチェーン全体の可視化が可能 |
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企業全体の複数拠点にわたるサプライチェーンの情報を一つのデータベース上で一元的に管理し、可視化して把握可能。 |
HPのグローバル製造販売企業としての経験や、これまでのSCM構築サービスで培われたノウハウを活かしたシステム、導入コンサルティングなど、企業のロジスティクス体制の支援を推進するサービスとして注目される。「最適解は人が決定する」というコンセプトから、ロジスティクスが人によって成立するという、同社の考えが伺える。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:25| 知識