2006年02月07日
【流通】家電メーカー5社、TV向けブロードバンドポータルサービス検討
――テレビをネットワーク窓口化へ――
シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業の5社は、ブロードバンド接続機能を有するデジタルテレビに向けて、サービス事業者が映像配信をはじめとする各種生活関連サービスを提供できるポータルのあり方を共同で検討することに合意した。
5社は、「DTVポータル検討ワーキンググループ(略DTP−WG)」を結成し、その事業化に関し、ユーザーや関連事業者の意見を集めながら、ユーザーが安心・安全・便利に各種のサービスを利用でき、関心を有する内外の関連事業者等が幅広く参加できる事業形態について、またその実現に必要な端末技術仕様などについて詳細の検討を進めていく。
家庭内へのネットワークの窓口機能として、デジタルテレビの活用を促進する取り組みが、家電メーカーとして重要な戦略となっている。デジタルテレビが従来のテレビショッピングを超える流通窓口として消費機会を促進するため、ポータルが構築されようとしており、デジタルテレビの存在が大きくなってきそうだ。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:12| 流通