2006年01月06日
【知識】ソフマップ、ビックカメラと資本・業務提携
ソフマップは、ビックカメラとの資本・業務提携契約を締結し、また、同社がビックカメラの連結子会社となる見込みであることも発表した。
同社では、これまでパソコン専門店として業容を拡大してきたが、デフレ傾向の定着、競合激化等の市場環境の変化に伴い、ここ数年業績が低迷している。
こうした現状の中、昨年1月、ビックカメラとの間で業務提携に関する覚書を締結し、それに基づき、同社のノウハウを活用した店舗での中古商品買取、及び携帯電話やブロードバンドの仕入・販売ノウハウの共有化等を進めてきた。
しかし、これまでの提携関係では同社の業績に大きな改善が見られないことから、ビックカメラとさらに協議を進めた結果、今回資本関係を更に強化し、同社がビックカメラの連結子会社となることにより新品商品の仕入協業等、業務提携の効果をさらに上げていくことが最善の策であると判断した。
業務提携の具体的内容 |
|
・ | 中古商品のビジネスモデル・ノウハウ共有による顧客サ−ビスの拡充 |
・ | 新品商品の仕入れに関する協力関係の構築 |
・ | 携帯電話・ブロ−ドバンドの仕入・販売ノウハウ共有 |
・ | 非PC系商品の取り扱いに関する協力関係の構築 |
・ | 店舗展開に関する協力関係の構築 |
・ | PB/オリジナル商品の共同開発・販売 |
・ | ネットビジネス・法人ビジネスでの連携 |
・ | 物流、コールセンター、リペアセンタ−、サ−ビス業務における協力関係の構築等 |
両社のビジネスをより強固とするため、これまでの業務提携から、さらに資本関係を強化することで、従来のビジネスノウハウの共有化、また仕入れ・物流などバックグラウンド部分における改善が進むものと期待される。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:52| 知識