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2008年05月13日

【物流】全ト協、トラック業界景況感(速報)

全ト協が発表した1〜3月期のトラック業界の景況感(速報)によると、運賃に下げ止まり感がある中で、燃料高によるコスト増が続いている。判断指数は前回10〜12月期に比べて6ポイント後退し−72となっており、2四半期連続で悪化傾向にある。

厳しい経営環境は変わっておらず、一般貨物、宅配貨物の輸送数量や営業収益、営業利益のいずれも落ち込んでいる。

一般貨物では、輸送数量が−21、営業収益が−34、営業利益は−56とそれぞれ悪化した結果となったが、運賃水準では、宅配が−16から−14、特積が−8から−2、一般が−16から−15と下げ止まりがみられる。

宅配便については、輸送数量が−21から−33、営業収益が−22から−34、営業利益が−32から−47と前回に比べて後退した。宅配以外の特積については、輸送数量が7ポイント、営業収入は6ポイント改善したが、営業利益は13ポイントも下がっている。

4〜6月期は、景況感が−77ポイントと更に落ち込む見通し。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:59| その他