2006年07月28日
【流通】泉州銀行、生体認証デュアル対応のICカードを発売
――生体認証デュアル、新たな業界への進出――
泉州銀行は、顧客に同行キャッシュカードを安心かつ便利に利用してもらうため、平成18年9月1日から、既に発行している「ICカード」を機能アップした生体認証機能付きのデュアル(手のひら静脈・指静脈の両デ−タの登録)ICカ−ドを発売する。
同カ−ドは、18年3月に改訂された全国銀行協会ICキャッシュカ−ド標準仕様に準拠したカ−ドで、1枚のICカード内に顧客の「手のひら静脈」および「指静脈」の2種類のデータを登録するもので、金融界では初の発売。当初はカ−ドの申込受付を5カ店で取扱いを開始し、順次全店に拡大する予定である。
今後生体認証の他行間利用ができるようになれば、同行キャッシュカードを提携金融機関の生体認証対応ATMで利用する場合、その金融機関で採用している方式が「手のひら静脈」および「指静脈」のどちらであっても本人認証が可能となり、セキュリティおよび利便性が大幅に向上することになる。同行は日本郵政公社との間でICカ−ドによるATM提携を進めていく予定。
セキュリティ強化が強く求められる今日、今後も多方面の業界で生体認証機能は活用されていくだろう。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:58| 流通