2006年09月15日
【流通】富士通、「見えないバーコード」販売
――QRコード、更なる進化へ――
富士通は13日、従来のバーコードと異なり、印刷されたカラー写真に情報コードを埋め込んだ「見えないバーコード」を開発し、企業などへ販売を開始した。印刷された写真をカメラ付き携帯電話などで撮影すると、文字や動画、音声などの情報が現れる。来月にも雑誌やカタログの広告などでお目見えしそうだ。
従来のバーコードやQRコード(二次元バーコード)は、模様が印刷物のデザインを損なう、との指摘があった。今回開発したバーコードは「FPコード」と呼ばれ、カラー印刷の写真の上に淡い黄色の情報コードをかぶせるため、肉眼では見えなくなる。利用者は専用ソフトを携帯電話などに無料でダウンロードし、コードが載った写真を撮影すると、情報を瞬時に読み取れる。
様々な場面に応用できそうなこの技術、急速に広がっていくだろう。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 12:13| 流通