2006年05月09日
【物流】2004年度貨物地域流動調査結果
国土交通省が2004 年度貨物地域流動調査を実施し、その結果を発表した。地域別の輸送量では大都市圏の都道府県が、発量、着量ともに上位を占める結果となった。また、域内の 輸送量は北海道がダントツで、都道府県間輸送量では発量、着量とも埼玉県の貨物量の多さが目立った。輸送距離別にみた輸送機関の分担率においては、100 キロ未満、500キロ以上750キロ未満では自動車が高いシェアを占めているのに対し、750キロ以上1000キロ未満では海運が自動車のシェアを抜いて ダントツで1位であった。しかし、1994年度と比較すると海運、鉄道ともすべての距離帯でシェアは落ちており、長距離輸送においてもモーダルシフトは進 んでいない現状が浮き彫りになった。
発量、着量の詳しい結果は以下の通り。
発量順位
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都道府県
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輸送量(単位 千トン)
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1
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千葉県
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119,794
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2
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東京都
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116,680
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3
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神奈川県
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115,837
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着量順位
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都道府県
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輸送量(単位 千トン)
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1
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東京都
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155,463
|
2
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神奈川県
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130,823
|
3
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愛知県
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124,561
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:23| 行政関連