2007年01月29日
【環境】非適合車対策、全国一律規制は見送り
中央環境審議会の大気環境部会が、「今後の自動車排出ガス総合対策の在り方」について、最終報告をまとめた。流入車対策では、局地で流入車の割合が高くなっている問題に着目し、「一定の対策を講じるべき」としたが、負担が特定のものに偏らないようにとトラック事業者に配慮した結果、対策地域の拡大や準対策地域の設定、全国一律の車種規制導入は見送られた。
また、荷主や自動車が集中する施設に対する、非適合車の使用抑制義務付け案についても、最終報告に盛り込まれなかった。
その代わり、対策地域外から対策地域内に輸送を行わせる荷主については、「非適合車の使用抑制への協力に一定の役割を果たせる」として、荷主とトラック事業者の連携を促す枠組みを目指す。具体的には、荷主が適合車かどうかを識別するためのステッカー制度の導入を提案している。
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投稿者:gotsuat 11:31| その他の取組内容 【取り組み内容別】