2007年02月15日
【物流】財務省、通関制度拡充案を提出
財務省が7日、「関税定率法等の一部を改正する法律案」を国会に提出。国際競争力強化と利便性向上のための通関制度の拡充を骨子とし、法令を順守している輸出入者に対する特例措置の改善や、国際郵便物にかかる輸出入手続きの見直しを行った。
具体的には、あらかじめ税関長に承認された輸入者が貨物到着前の輸入申告や事後の納税申告を一括して行えるようにしたり、税関長から承認を受けた輸出者が 貨物を保税地域に入れずに輸出申告・許可を可能とする制度の適用対象を拡大した。また、国際郵便物は原則として保税制度の対象とされるが、価格が20万円 を超えるものについては輸出入申告を行わねばならず、申告納税方式を採用する。利用者の利便性を考慮して、すべての郵便物に臨時開丁制度(時間外通関)を 適用する。
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投稿者:gotsuat 10:00| 行政関連