2008年02月22日
【物流】JR貨物コンテナ1月度実績
JR貨物がまとめた1月度実績によると、主力のコンテナ輸送において175万4,000トン(対前年同月比1.8%増)、車扱は116万1,000トン(同1.7%減)となり、全体的な荷動きとしては低調であった。
原因として、(1)下旬に発生した北日本地区を中心とした強風による輸送障害(高速貨40本の運休)(2)大型連休のため営業日数が少なかったといったことが考えられる。
コンテナ輸送品目としては、農産品・青果物、紙・パルプが前年を下回ったが、自動車部品や食料工業品などが前年を上回り、全体としても1.8%増という結果であった。背景としては、備蓄米の積み増しによる政府米輸送の減少という影響を受け農産品・青果物が低下、また価格改定を控えたビールの出荷が旺盛となり増加したため食料工業品が好調であったと考えられる。
車扱貨物については、気温低下に伴う灯油の持ち直しがあったものの、重油の減送などの影響も受け全体的に1.7%減と前年を下回った。
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投稿者:gotsuat 09:49| 物流事業者