2007年10月02日
【環境】スピードリミッター、影響効果
国土交通省では、高速道路における大型トラックの事故防止を目的として義務付けられた速度抑制装置(スピードリミッター)について、その効果・影響評価を行ってきたが、このほど交通事故及び二酸化炭素の排出量について一定の低減効果があると評価した。
大型トラックの交通事故への影響変化を見ると、高速道路での事故発生件数は全体的に減少傾向にあり、平成17年の大型トラックの死亡事故件数は、平成9年から平成14年の平均件数より約40%低減している。
CO2の排出量については、スピードリミッターを装着して走行速度が低下することにより、燃費向上の効果があることが認められ、今後大型トラック全車にスピードリミッターが装着された場合には、高速道路を走行する全体の自動車から年間55.5〜118.5万トンのCO2排出量が削減されると推計している。
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投稿者:gotsuat 11:14| 国土交通省、運輸局の取り組み 【機関別】