2007年12月18日
【環境】排ガス規制一部改正
環境省は、自動車排出ガス規制を強化するため「自動車排出ガスの量の許容限度」を一部改正した。平成17年4月の中央環境審議会答申で、新長期目標以降の窒素酸化物および粒子状物質に関する新たな排出ガス許容限度を設定することが必要であると指摘されての改正となった。
主な改正内容としては、「ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)を大幅に低減し、基本的にガソリン車と同じレベルの排出規制を実施する」、「ガソリン自動車は、PMの排出が懸念される一部車種に対し、ディーゼル車と同じレベルのPM規制を実施する」としている。
【ディーゼル自動車(トラック・バス)の2009年規制値】(平均値) |
PM | NO x | NMHC | CO | (参考)達成時期 | |
軽量車 (GVW1.7トン以下) |
0.005 ▲62% |
0.08 ▲43% |
0.024 | 0.63 | 平成21年(2009) |
中量車 (GVW1.7トン超3.5トン以下) |
0.007 ▲53% |
0.15 ▲40% |
0.024 | 0.63 | (1.7トン超2.5トン以下) 平成22年(2010) (2.5トン超3.5トン以下) 平成21年(2009) |
中量車 (GVW1.7トン超3.5トン以下) |
0.010 ▲63% |
0.7 ▲65% |
0.17 | 2.22 | (3.5トン超12トン以下) 平成22年(2010) (12トン超) 平成21年(2009) |
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投稿者:gotsuat 11:07| 環境省の取り組み 【機関別】